病院を全て一つですませれば簡単ですが、実際には救急で断られたり、外来に時間がかかったりして難しいです。そこで自分の受ける医療を3つに分けて考えます。
一つ目は普段の健康管理のための病院で、高血圧や糖尿病などの慢性疾患や、老化予防など、今後先々まで細かく管理していくところです。ここは、全ての中央駅の役目ができなくてはなりません。自分の治療は何科のどこに行ったらいいのか、なども選別して専門に送る役目ができることが必要となります。ここは病院よりクリニックの役割です。病院は精密検査、専門治療、手術をすることが基本の場所ですので、そのつど必要時のみに、行く所であり健康管理をするところではありません。
二つ目は風邪や胃腸炎などその場だけの急性の治療をするところ。一つ目が近所の場合は二つ目も一緒で構いません。
三つ目は救急医療です。救急医療はどこでもいっしょです。そのためどこでも救急車に任せて連れてってもらえばいいのです。治療がおわればもとに帰ります。
この救急医療を期待するため、何時間も待って病院にかかっている人がいますが、ベットが空いていなければ断られます。賢く効率よく使い分けることが必要です。