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乾燥肌対策
乾燥肌はどんな状態?
皮膚の表面は角質層という層がありその外側を皮脂がおおっています。この角質層が水分を保ち皮脂が膜をつくり、肌のうるおいを保っているのです。 乾燥肌とはこの角質層の水分が少なくなったり、皮脂の分泌が低下することにより、肌の表面が乾燥した状態です。白く粉をふいたりかゆくなります。
原因は?
- 季節
- 年齢
- 生活習慣
- 体質 などです。
乾燥肌にならないためには?
- 洗う
汚れはかゆみの原因にもなります。きちんと洗うことが大切です。
しかしナイロンタオルやアカスリなどでごしごしするのはよくありません。必要以上に皮脂をおとしてしまっても乾燥肌になってしまいます。それから石けんにも注意が必要です。近ごろは乾燥肌用というのも出ています。
- つかる
最近シャワーだけの人も多いですが、ゆっくりバスタブにつかることがよいでしょう。 血液の流れもよくなり気分もリラックスします。皮膚の汚れもおちやすくなり入浴後には保湿剤が皮膚に浸透しやすくなります。ただし熱いお湯は体温をあげ、かゆみを引き起こしてしまうので、熱いお湯は避けましょう。
入浴剤をうまく利用することも乾燥肌対策の1つです。バスタブにつかるとき保湿系の入浴剤を入れることにより効果が出ます。入浴剤といってもいろいろあります。保湿効果や洗浄効果の高いものを選んでしまうとかえって刺激が強くかゆみを増してしまうので、乾燥肌の人は保湿系の入浴剤を選びましょう。
- ぬる
入浴直後は角質層の細胞は水分を含んでやわらかくなっています。 保湿によいタイミングです。入浴後1時間以内には保湿剤をぬりましょう。
赤くなっていたり、ひっかき傷ができていたり、しみる場合は保湿剤にて悪化してしまうこともあります。まず、皮膚科を受診しましょう。保湿剤の種類にも様々あります。肌の乾燥が特にひどい人には、ジェルや乳液やローションなどのさっぱりしたタイプよりも、油性の強いタイプがおすすめです。
自分の肌の状態をよく見て選ぶとよいでしょう。
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